おめでとう!(2月18日)

保育園・幼稚園の時は毎日の送迎で園の先生と言葉を交わし、わが子の様子を知ることができました。小学校の時は、子どもが、
「ねぇ、ねぇ、今日学校でね!」
とたくさんお話をしてくれました。
しかし、学年が進むにつ入れてだんだんそんな話もしてくれなくなり、「学校でちゃんとしているかしら」と不安が大きくなったのではないでしょうか。
それが中学校へ進学となるとさらに加速し、教科ごとに先生も変わるし、子どもはますます話さなくなるし、思春期で難しい年代だし…。ご家庭の不安は募るばかりだと思います。
そんな不安を少しでも取り除くため、また、担任の思いを子どもたちに伝えるために、弥富中学校では多くの先生が「学級通信」を書いています。これは学校全体で統一して行っているものではなく、あくまでも学級経営のひとつのツールです。
 
このたび、その学級通信が、中日新聞社主催「学校・学級新聞コンクール」で佳作に選ばれました。それも二つのクラスも!先日、新聞記者の方が取材にみえ、今日の新聞に掲載されました。担任の思いが少しでも子どもたちやご家庭に届けば幸せです。
 
0218学校・学級新聞入賞者記事(2月18日付、中日新聞 朝刊)
  ※この記事は中日新聞社の許諾を得て転載しています。

薬物乱用防止教室(2月17日)

 今日は1年生を対象に、本校の学校薬剤師の中野みどり先生による「薬物乱用防止教室」を開催しました。
 テレビでは、毎日清原選手の覚醒剤使用のニューズが流れています。薬物は、特別な世界の話のような気がしますが、実は子どもたちの本当に身近な所にあります。一瞬お菓子のような、とてもかわいいパッケージに入ったものなど、一見して薬物だとは思えないものが数多くあります。
 薬物が怖いのはその依存性です。薬物を乱用した場合、行き着く先は3つしかないと言います。1つは、病院。2つめは刑務所。最後は墓場です。人間としての尊厳を奪ってしまう薬物に対する、正しい知識をもち、「絶対に手を出さない!」という気持ちが持てると良いと思います。
 薬物に手を出さないために、将来口にものを入れることに抵抗がなくなる喫煙などの行為をしないことも大切だと言われています。
 ご家庭でも、ぜひ薬物乱用防止について親子で話をしてみてください。
薬物乱用防止教室

自殺予防リーフレット(2月16日)

県PTAと時期を同じくして、愛知県教育委員会からもリーフレットが届き、今日、「保護者用」「中学生用」を配布しました。これは「自殺予防啓発」のためのものです。その文書によると、年間、300人前後の小中高校生が自殺によりかけがえのない命をなくしているそうです。年明けからこの近隣でも続いた中学生の自殺のニュースも記憶に新しいところです。
子どもたちは私たちが考える以上に心の中でさまざまなことを考えています。楽しいこともたくさんあると思いますが、苦しかったりつらかったりすることも少なからずあると思います。それを誰かに伝えたり、周りがいち早く気づいたりすることで、心が軽くなることもあると思います。かけがえのない大切な命を守るためにぜひご一読ください。
 
県教委「自殺予防リーフレット」

県PTAからのメッセージ(2月16日)

子どもたちを取り巻く環境はかつてないほどの大きな流れ・変化にさらされています。それに適切に対応できる子はよいのですが、多くの子は周りに変化に戸惑いながら日々を生きていると思います。
そんな中で子をもつ親として一番心配なのが「いじめ」であり、その温床となりうる「携帯電話・スマートフォン」ではないでしょうか。そこで、愛知県小中学校PTA連絡協議会もその2点について緊急メッセージを発し、今日、それを子どもたちを通してご家庭に配布しました。
これを機会に、ご家庭でも話題にしていただけたらと思います。
 
県PTA「いじめ根絶・スマホ適正利用」メッセージ

才能の花が咲きますように(2月15日)

2年生の教室の廊下を歩いていると、オレンジ色の花が目にとまります。近くへ寄って付いている札を見ると「オーニソガラム」だそうです。
実は、少し前に見た時にはしおれかけていました。ちょうどその頃、職員室での2年生の先生たちの会話を聞いていると、
「『才能の花』を枯らしちゃいけない!」
という言葉がしきりに飛び交っていました。しおれかけていた時は多目的室の前に置いてありましたが、そこはどうも花にはよくないようです。しかも、「才能の花」だとか…。
花の名前が書いてある札をよく見ると、そこには花言葉として「才能」と記されていました。そうか、だから「才能の花」なんですね!
 
今はまさに学年末テスト真っ最中。1年間の締めくくりとして、これまで学んだことをすべて出し切る3日間です。そんな子どもたちを温かく見守りエールを送る先生たち。「才能の花」を枯らすわけにはいきません。