外をうらめしそうにながめていた子どもたちですが、いざ体育館の活動が始まってしまえば、もうパワー全開です。
雨の日バージョンとして用意していたのは、「しっぽとり」と「馬足走」です。それに、明日行う予定だった「集団行動」を加えて、クラスマッチとなりました。もちろんがぜん盛り上がりました。組み合わせが決まると、すぐに互いが肩を組み、
「絶対勝つぞー!」
と気合を入れます。そして、男子が女子を応援し、女子が男子に拍手を送るというほほえましい光景も見られました。
集団行動は毎日の体育の時間に練習していることの発表です。練習時間を少しとり、くじ引きで順番を決めて行います。この集団行動と明日の「校歌コンクール」とで、「弥富オリエンテーションカップ」と名付けています。先ほどまでのレクリエーションとはまた違い、キリッとした号令と表情が子どもたちの成長を感じさせてくれました。
外が雨だったことを忘れされてくれたのは、子どもたちでした。今年の学年のテーマは、「201+8=∞(無限大)」。悪条件も、子どもたちと学年の先生たちが力を合わせることで、無限の可能性がつくり出された時間でした。
その後の夕飯のおいしかったことは言うまでもありません。昼間よりも時間に余裕があったこともあり、しっかりいただきました。
※写真をクリックすると、今日の活動のダイジェストがご覧いただけます。
(BGM付ですので音量にお気をつけください)
オリエンテーション合宿②(5月8日)
オリエンテーション合宿①(5月8日)
4月から、さぞ慌ただしい毎日を送っていたことでしょう。きっと家でも、「疲れたぁ」という言葉をよく口にしていたのではないでしょうか。
そんな1年生の子が楽しみにしていたのが、今日からのオリエンテーション合宿です。ずっと前から天気予報を見ていました。しおりができたらすぐにマーカーで線を引きました。そして、今朝、真っ先に空を見上げました。
曇り空でしたが、幸い雨は落ちていません。一路、美浜少年自然の家へ!こちらも大丈夫そうです。同宿校との関係で、まず先にお昼を食べました。バイキング方式ですが、意外にみんな少食です。
「食べないの?」
「あとでおかわりをするんです」
と、ちゃんと考えていました。
その後の入所式では、気持ちを切り替えてしっかりと、
「よろしくお願いします」
と所員の方々にあいさつできました。
そんな入所式をしている頃、体育館の天井から音が…。慌てて、外へ出てみました。雨です。急いでスマホを出し雨雲レーダーを見ます。雨雲を示す青いエリアが知多半島をすっぽりとおおっていました。
急きょ、学年主任が担任を呼び、
「雨が降ってきたし、この先さらに強くなると思うので、残念だけど、雨の日バージョンにします」
と伝えました。子どもたちが昼食を食べている時に、一人ウォークラリーのコースを歩いて、「できる」と確信した主任の苦渋の決断でした。
その指示を聞いた子どもたちは、降る雨をうらめしそうに見つめながら、部屋へ移動しました。午後からは予定を変更し、体育館で雨の日用のメニューで体を動かします。明日、天気が回復したら、砂浜には出たいと考えています。