今、2年生が調理室でりんごと格闘しています。正しくは包丁と格闘している、と言った方がいいかもしれません。
包丁は調理をする上では必ず必要な道具です。しかし、それを正しく使える子はそんなに多くないようです。調理室をのぞいてみると、エプロンに三角巾を身につけ、真剣な表情でりんごと包丁を持っていました。今日の課題は「りんごの飾り切り」でおなじみの「うさぎ」をつくります。皮を途中までむく加減やうさぎの耳を切り出す角度など、どの子も苦労していました。包丁の持ち方を見れば、「この子は家でもお手伝いをしているな」と分かる子も何人かいましたが、反対に、
「あっ!」
と思わず声が出てしまうような危なっかしい持ち方も…。
こうしたいろいろな取組を繰り返しながら、上達していくことを期待します。
りんごの飾り切り(5月28日)
朝礼(5月28日)
今日の朝礼で陸上部の子たちの活躍を紹介し、その後、今日から3週間の日程で教育実習をする2人の学生の紹介をしました。
それをしながら、ふと「ローマ帝国」のことが頭に浮かび、その話を子どもたちにしました。その後の世界に大きな影響を与えたローマ帝国は、「世界の道はローマに通ず」という言葉もあるほど、その繁栄を極めました。しかし、一方で「ローマは一日にしてならず」という言葉もあり、そこへいたるまでには長い年月をかけた積み重ねがあったからということを忘れてはなりません。
陸上部の活躍にも、教員をめざす教育実習生の今日からの日々も、そんな積み重ねがあってのことですね。
5月28日朝礼校長講話