オリエンテーション合宿二日目。昨日の活動がずっと体育館だったこともあり、子どもたちの目覚めは予想より早く5時ごろにはヒソヒソ声が。そんな子たちが起きてすぐに見たのが、やはり外の天気でした。快晴とはいきませんが、雲が切れ、明るい海を窓越しに確かめることができました。
朝のつどい、朝食の様子を見ていると昨日よりも動きがよさそうです。
午前中の活動は、校歌コンクールと学級目標の発表です。校歌コンクールは毎年恒例のもので、弥富中学生になった「証(あかし)」として、ここ美浜に来るバスの中でも練習した校歌を大きな声で披露してくれました。そして、学級目標の発表では、寸劇ありパフォーマンスあり、人文字ありと、クラスのカラーを出して発表してくれました。クラスとしてのまとまりがここでも垣間見られました。
二日間過ごす中で、たくさん注意を受けましたが、それ以上に自覚をもった行動もできるようになった子たち。そのおかげで、目の前に広がる海岸に出かける時間を1時間生み出すことができました。小高い丘の上に立つ自然の家から海が見えたとたんに歓声が上がり、横断歩道を渡って砂浜に足を踏み入れた時にはさらに大きな歓声が上がりました。打ち寄せる波と遊ぶ子、流れ着いた棒で砂に絵を描く子、海藻を首に巻き走る子など…。ここでの1時間は無邪気な子どもたちの姿にこちらが癒された時間でした。
こんな二日間を過ごした子どもたちは、それまでよりも少し成長したように思います。そして、その少しの成長の先には、「∞[無限大)」の可能性を感じさせてくれた二日間でした。これからがとても楽しみな子たちです。
※写真をクリックすると、二日目の活動のダイジェストがご覧いただけます。
(BGM付ですので音量にお気をつけください)