学習相談を始めました。(5月22日)

 明日から1学期中間テストです。家庭学習の計画は進んでいるでしょうか。今年からテスト前の部活動中止期間を3日から5日に増やしましたので、その期間にどう学習したかが、結果に大きく関わってきます。
しかし、一人で勉強していると分からない問題にぶつかった時に困ってしまいます。そこで、分からない問題を質問できる「学習相談」を行うことにしました。その初日が今日です。

 おや、図書室から聞こえてくるのは、理科の化学式や数学の計算、英語の過去形について説明する先生方の声ではありませんか。質問を希望する生徒が集まったため、最後まで真剣に先生の説明を聞いていました。先生から言われるのではなく、自分から学者する、質問する、これはとても大切なことで、必ず結果がついてくるはずです。
 ちなみに、この取組は、私たち教員の「働き方改革」の一環でもあります。部活動の練習時間を短くしたり8時以降は留守番電話にしたりしたことで、改革が成功したわけではありません。その時間を活用して子どもたちの前に元気な姿で立つことと、本来の仕事である学習指導に還元してこその改革だと思います。
短い時間しかできませんでしたが、少しでも自信をもってくれるとよいと思います。もちろん、家に帰ってからもう一度自分の力で解くことも忘れずに!
IMG_0477 IMG_0473
IMG_0476

道徳実践が紹介されました(5月22日)

弥富中学校は今年も道徳教育を研究の柱に据えて取り組んでいます。
それにはいくつかの理由があります。小学校が今年から「特別の教科」になったように、来年度から中学校も「特別な教科 道徳」となるのもその理由のひとつです。しかし、一番の理由は、研究のテーマである「仲間と学び合い、よりよく生きる生徒の育成」が、どの教科にもどの活動にも通じるからです。学校には600人を超える仲間がいます。学年やクラス・部の仲間とは毎日さまざまな形で接します。その中で新しい気づきや発見、考えの深まりがあり、それが子どもたちを成長させてくれています。すべての教育活動に関係しているテーマですから、おのずと職員室で道徳のこと、子どもたちのことが話題になります。中学校は小学校と違い教科担任制ですので、自分の専門教科でないとついつい関心が薄くなってしまいがちですが、弥富中は「道徳」を柱に据えたことで、教科や学年の枠を超えた共通の話題、取組ができています。
 
前置きが長くなりましたが、その道徳の取組が「どうとくのひろば」(日本文教出版社)に紹介されました。表紙の画像をクリックするとご覧いただけます。(12・13ページ)