対面する人から見ると(7月5日)


先日、子どもたちから、また保護者の方から、
「弥富中の子たちの登校の様子がYouTubeにアップされている」
という情報を教えていただきました。さっそく確認すると、複数回にわたり、学校の東側の道路を北から南に向かって走ってくる子どもたちの様子が動画でアップされていました。画面の手前には自転車のかごらしいものが映っているので、おそらく自転車の前かごにスマホ等を固定し、対向してくる様子を撮ったのではないかと思われます。互いが近づいてこれば顔もはっきり分かるものもあります。
学校としては、連絡を受けたその日のうちに市教委に報告、相談しました。市教委もすぐに弁護士に相談し、現在、サイト管理者へ削除要請を申請しています。
 
子どもたちやその保護者、学校等の承諾もとらずに動画をネット上に上げることには憤りを感じます。しかし、冷静にその動画を見ると、前方から集団で歩道いっぱいに広がる中学生。思わず、撮影者がブレーキをかけて止まる場面も幾度かあります。これが毎日ですから、迷惑をかけているのは事実だと思います。どんな意図で動画を撮り、どんな思いでネットにアップしたのか分かりませんし、それ自体は容認できませんが、自分たちの自転車の乗り方が、地域の方やそこを使われる方にどれだけ迷惑をかけているか、考えることは必要だと思いました。
上の写真は今朝の様子です。学校の東の交差点から北向きに撮りました。神社あたりまでは道いっぱいに広がっています。交差点に立つ私に気づき、徐々に一列になっています。自転車は本来は車道を走らなくてはなりません。一人一人が歩道を「使わせてもらっている」という意識をもたなくてはなりません。

台風3号(7月4日)


まだ梅雨が明けていないこの時期に、台風3号が日本に上陸をしました。もちろん、今年初です。今朝は台風が運んできた南の温かい空気のせいで、とても蒸し暑い日になりました。
この時期の台風ですからそんなに大型ではありませんでしたが、いかんせん列島を縦断する進路予想でしたので、やはり心配で何度も何度もニュースをチェックしました。
昼まではほとんど台風を意識しない天気でしたが、午後になり雨が降り始めました。コースがやや南にそれたものの、強風域には入りますし、何よりも梅雨前線を刺激した雨が心配でした。市内すべての学校が、午後の部活動を中止し授業を終えたらすぐに下校させるという措置をとりました。清掃などを簡単なものにし、できるだけ時間を詰め、16時前には下校は完了しましたが、お子さまの様子はいたがだったでしょうか。局地的に強く降った場所、時間帯もあり、もしかしたらかなり濡れて帰宅した子もいたのではないかと思います。ご心配やご迷惑をおかけしたことをおわびいたします。

今日の下校については、事前にメール配信させていただきましたが、まだ未登録の方がみえましたたら、本格的な台風シーズンを迎える前に登録していただけると幸いです。

学校祭リーダー始動!(7月3日)


壮行会を終え、慌ただしく帰りのSTを終えると、多くの子たちは下校しましたが、今日は100人ほどの子が残りました。
まず向かったのが、音楽室などでした。行ってみると、そこには3学年の子たちが混ざって、音楽の先生から説明を受けています。ここは学校祭の合唱リーダーの打ち合わせでした。他にもパフォーマンスや旗など、学校祭の部門ごとに集まって、担当の先生からルール説明を受けたり、夏休み中の活動計画などを打ち合わせました。
それを30分ほどので切り上げ、次は3年生の教室3つに集まりました。A組には青ブロックが、C組には緑ブロックが、E組には赤ブロックが集結しました。もちろん、それを仕切るのはブロックのリーダー長です。もちろん初めての経験です。去年までは「あこがれ」の存在だったその立場に自分たちがなり、出てくる言葉は、
「優勝しか考えていません!」
と、とても頼もしい言葉を発してくれました。
廊下では、そんなリーダーを目を細めて見つめる先生たちの姿が。子どもたちが主役として輝く学校祭がいよいよ動き出しました。

海部地区総合体育大会壮行会(7月3日)

いよいよ、子どもたちが目標としていた「夏大(なつたい)」海部地区中学校総合体育大会が今週の土曜日から始まります。
その壮行会を午後に行いました。部ごとにステージ上に進み、キャプテンが力強く抱負を述べました。地区大会優勝、西尾張出場、県大会出場など、それぞれ掲げている目標は違いますが、どの子もどの部もそのためにたくさんの練習をしてきました。そして、それは一人ではなく仲間と一緒でした。コメントの中に仲間のことを織り交ぜている部も多くありました。
そんな運動部の後に文化部も続きます。文化部も発表会やコンクールなど目標があり、それに向けて取り組んでいる点では同じですから、弥富中の壮行会では文化部にもエールを送ります。
 
生徒会長からの激励の言葉のあと、私は「手ぶらで帰ってくるな!」と言いました。一瞬、戸惑った顔を見せた子どもたち。相撲部の準優勝盾、西尾張陸上の優勝旗を紹介した後だから、余計にそう思ったかもしれません。もちろん、そう思わせることがねらいでした。確かに優勝旗や盾、賞状を手にすれば、それはとても誇らしいことですばらしいことです。しかし、3年間部活動をしてきて、手に入れるものはそれだけではないと思います。友達の大切さ、家族の支えなど、得るものは数え切れません。だから、ぜひこの夏の大会で、「3年間部活をやって、これだけのことを得た」と胸を張って言えるような、そんな大会にしてほしいと思い、あえて「手ぶらで帰るな!」と言いました。子どもたちは何を手にし、どれだけ成長してくれるでしょうか。大会が待ち遠しくて仕方ありません。

陸上部の底力!(7月1日)

西尾張陸上大会の様子をお伝えするのが途中になってしまいましたが、夕方になり吉報が舞い込んできました!
女子総合優勝です!!
最後の最後までどこか優勝するか分からない展開だったそうですが、見事、後続を振り切っての優勝だったそうです。
〈男子〉
1年1500m 2位 古橋希翁(4分37秒51)
800m 1位 高嶋壮太(2分03秒46)
〈女子〉
1年800m 2位 山本花帆奈(2分31秒70)
800m 8位 土屋美乃(2分26秒41)
2年100m 1位 大城莉夢(13秒00)
2年100m 2位 井上夏綺(13秒22)
200m 7位 伊藤紫花(27秒95)
200m 8位 平賀綾乃(29秒39)
100H 5位 川北莉子(16秒86)
走幅跳 2位 二井彩花(4m92)

すばらしい成績です。もちろん、日頃の練習のたまものだと思いますが、もしかしたら、「リレーの子たちの分まで!」という気持ちもあったかもしれません。ともに汗を流した仲間とともにつかんだ栄光だと思います。
おめでとう、弥富中陸上部!