敵は暑さかも(7月12日)

今日も気温がぐんぐん上がりました。個別懇談のために授業は午前中だけですから、一番暑い時間帯に子どもたちは部活動を始めます。海部地区の大会も今がまさに佳境。いやおうなしに力が入りますが、一番の心配はけがと熱中症です。
学校では毎日熱中症計を使って熱中症指数を測っています。それを職員室の黒板に記入し、全職員がそれを頭に入れて、水分補給や休憩をいつもより多くとるよう心がけます。今日、運動場には散水用のホースで簡易のシャワーを設けました。その近くを通るだけでも空気の温度が違いますし、頭やシャツを少し濡らせば体内にこもった熱が下がっていきます。
熱中症対策には、しっかりと睡眠をとることや栄養バランスを考えた食事をとることもとても有効です。ご家庭でも、ご配慮をよろしくお願いします。

出穂(7月12日)

「しゅっすい」と読みます。
学校周辺の水田も雨とこの暑さでぐんぐんと伸びて、一段とその緑色が増したように思います。そんな水田は弥富中学校ではごくごく当たり前の風景です。しかし、よく見るとしっかりと成長し変化もあるのです。細長い葉と葉の間に、稲穂が見られるようになってきました。これを「出穂」というそうです。文字通り、穂が出てくることをいいます。農家の方によると、この出穂の時期や穂の状態を見ることで、今年の収穫がある程度予測できるそうです。
 
私たちは日頃、子どもたちを毎日見ています。保護者の方も同じです。毎日接し、毎日見ることができることはとてもうれしいことですが、時にはそれが日常過ぎて気づかないこともあるのではないでしょうか。久しぶりに会う友人や親戚の人に「大きくなったな」「しっかりしてきたね」と言われ、はっとしたりそこで初めて気づいたりした経験はどなたにもあるのではないでしょうか。
昨日から個別懇談を行っています。ご家庭では見せない学校での様子、学校では出さない家での素顔。そんな子どもたちの成長を互いに確認し合い、喜び合える大切な会になることを願っています。毎日接しているために気づかないだけで、「たくさんの粒をつけた穂が出ていますよ」という情報交換ができるとよいですね。