それぞれの朝(7月18日)

一昨日、海部地区のすべての大会が終わったこともあり、今朝の部活動の朝練習は、先週までに比べるとやや静かでした。いくつかの部が休養日としたり、ミーティングをしたりと、一つの節目を感じました。
 
ハンドボール部は新チームが動き出していました。コートにいるのは10人。パスを受けてから相手のディフェンスをかわしシュートまでもっていく一連の動きを繰り返し繰り返し練習していました足元には、ステップの目印となるマーカーも置かれています。そして、
「ここでは、こうストップして」
と、顧問自らボールを手に丁寧に指導しています。基本からしっかり積み上げていこうという部の姿勢が見て取れました。
一方、野球部の姿はグランドにありませんでした。姿を見かけたのは、部室。次々に中のものが運び出し、
「これだけのものがよく入っていたなぁ」
と笑えるほどの量でした。どれも土で汚れ、それらを一つずつ丁寧に雑巾で拭いていました。
「これで、ボールを運んだなぁ」
と黄色のボールかごを手にしたり、
「これって、一度も使ったことなくない?」
と古いベースを指差して笑ったり。
そこは、野球部の大切な宝箱でした。