対面する人から見ると(7月5日)


先日、子どもたちから、また保護者の方から、
「弥富中の子たちの登校の様子がYouTubeにアップされている」
という情報を教えていただきました。さっそく確認すると、複数回にわたり、学校の東側の道路を北から南に向かって走ってくる子どもたちの様子が動画でアップされていました。画面の手前には自転車のかごらしいものが映っているので、おそらく自転車の前かごにスマホ等を固定し、対向してくる様子を撮ったのではないかと思われます。互いが近づいてこれば顔もはっきり分かるものもあります。
学校としては、連絡を受けたその日のうちに市教委に報告、相談しました。市教委もすぐに弁護士に相談し、現在、サイト管理者へ削除要請を申請しています。
 
子どもたちやその保護者、学校等の承諾もとらずに動画をネット上に上げることには憤りを感じます。しかし、冷静にその動画を見ると、前方から集団で歩道いっぱいに広がる中学生。思わず、撮影者がブレーキをかけて止まる場面も幾度かあります。これが毎日ですから、迷惑をかけているのは事実だと思います。どんな意図で動画を撮り、どんな思いでネットにアップしたのか分かりませんし、それ自体は容認できませんが、自分たちの自転車の乗り方が、地域の方やそこを使われる方にどれだけ迷惑をかけているか、考えることは必要だと思いました。
上の写真は今朝の様子です。学校の東の交差点から北向きに撮りました。神社あたりまでは道いっぱいに広がっています。交差点に立つ私に気づき、徐々に一列になっています。自転車は本来は車道を走らなくてはなりません。一人一人が歩道を「使わせてもらっている」という意識をもたなくてはなりません。