中総体西尾張大会3日目その2(7月24日)

【柔道男女団体】
卓球と同じ会場で行われた柔道は、今日が団体戦です。男女ともに、海部地区準優勝チームとして臨みます。
男子は、1回戦が一宮北部中、2回戦は美和中と戦いました。しかし、その中で先鋒の井坂くんが右肩を痛めてしまいました。痛々しいテーピングが柔道着の胸元から見えています。しかし、当の本人はそれを少しも出さず、準決勝の岩倉中戦に臨みます。たたみに送り出す仲間に背中をパンパンとたたき気合を注入するしぐさも、ここまで勝ち上がったプライドと意地の表れでしょうか。しかし相手は強く1対4で惜敗しました。でも、堂々たる西尾張3位です。
女子団体戦は3人で戦います。男子が比較的立ち技が多いのに対し、女子は寝技が勝敗の決め手になります。もちろんその練習も積んできました。女子は2回戦で扶桑北中に破れ順位決定戦に回りました。しかし、ここで勝ち上がることが県大会へとつながります。その初戦、一宮南部中との戦い、中堅の阿部さんが相手の寝技に破れ、泣き崩れながら仲間のところに戻りました。それを見た大将の中森さん。相手をしっかり押さえ込み、一本勝ちしました。次の尾西第一中戦にも勝ち6位入賞。もちろん、県大会出場です。
【サッカー】
準々決勝の相手は一宮地区1位の千秋中が相手です。確かにいい動きをする選手が何人かいましたが、決して動き負けすることなく試合は進み、前半は互いに無得点のまま後半に入りました。しかし、相手にPKを与えてしまい、それが決勝点となってしまいました。
【ソフトボール】
昨日、会場まで行っていたのに急な雨で中止になり、仕切りなおしの初戦。地区大会を1位通過していますから準々決勝からの戦いです。勝ち上がってきたのは稲沢地区2位の治郎丸中です。言い訳に聞こえるかもしれませんが、昨日ひとつ戦ってさらに雨で休養ができた相手と今日が初戦の弥富中の、その差が出た試合となりました。初回、やや硬さのある守備から1点を取られ、2回にも2点。いきなり3点を追う展開となりました。しかし、徐々に地に足がつきいつもの弥富中らしいプレーも出てきました。3回以降は相手打線を押さえ、そして6回裏、2アウトからランナーを二人出し、そしてヒット!2点を返しました。しかし、反撃もここまで…。夏が終わりました。
海部地区大会の話になりますが、送迎をしてくださったバスの運転手さんがこんなことを話してくださいました。
「私は、こうやって多くの学校のいろいろな部活の子を乗せていますが、バスの中のマナーやあいさつがこんなにしっかりできるのは弥富中が一番だよ」
と。ソフト部は、キラキラと輝く太陽と真っ青な夏空を私たちに残してくれました。
 
西尾張大会の結果7月24日

〈明日の西尾張大会の予定〉
柔道個人戦 9:45 いちい信金アリーナB

中総体西尾張大会3日目その1(7月24日)

西尾張大会も3日目を迎えました。今日の開会式でその種目の部長の先生が、
「皆さんは、学校の代表であるのはもちろんですが、各地区の代表でもあります」
と言われました。いつもの保護者の皆さんの応援に加え、同じ海部地区の学校の選手や先生たちも応援してくれる中での戦いでした。
【卓球女子個人】
同じ海部地区の選手であれば、さまざまな大会や練習試合で対戦しその特徴や戦術などもある程度分かり、対策も講じられますが、唯一個人戦に出場した奥岡さんの初戦は一宮の選手でした。強烈なスマッシュを打ってくるでもなく、ひたすら拾って返してきます。それに戸惑っているうちに、6対11で1セット目をとられてしまいました。「こんはずじゃ」という思いが頭の中をぐるぐる回っていたのではないでしょうか。セット間のわずかな時間に顧問と入念な話し合いをし、2セット目に。ここを11対7で取り、手ごたえを感じました。続く3セット目も取りましたが4セット目は相手に取られ、タイに。最終セットももつれましたが、最後は11対7で振り切りました。続く2回戦も勝ち、3回戦で敗れベスト16となりましたが、その後の敗者復活戦で勝ち、県大会への出場を決めました!ゲームの中で相手の特徴をつかみ修正をしながら戦う、それができた戦いぶりでした。
【ソフトテニス男子個人】
3校総当りのリーグ戦を勝ち上がれば、必然的に県大会への出場権を得ます。一つ目の犬山中ペアを3対1で勝ち、次は、もう一校の西成東部中ペアと犬山中ペアとの試合です。それを見ていた選手、そして顧問は、「うまいな。いいところを抜いてくる」と分析をしていました。もちろん、それを上回るだけの練習をしているので、満を持して臨みたいところだったのですが、前の試合が熱戦で長引いたのと雨が降り始めたことによる中断があり、それがどう影響するか心配でした。
1ゲーム目はとりましたが、2ゲーム目はデュースとなり、最後は相手に取られ嫌な流れになりました。3ゲーム目はその流れのまま、一時は1対3とリードされました。しかし、二人が互いに声を出し合い時にはこぶしをタッチし気持ちを高めます。そして、このセットもデュースになりましたが、今度は弥富中ペアが取り、第4ゲームは1ポイントも奪われることなく勝ち抜けました!決勝トーナメントの初戦で海部地区でもっとも強い大治中にあと一歩のとこまで迫ったものの惜敗しましたが、それは県大会でリベンジしてくれることでしょう。