陸上部の底力!(7月1日)

西尾張陸上大会の様子をお伝えするのが途中になってしまいましたが、夕方になり吉報が舞い込んできました!
女子総合優勝です!!
最後の最後までどこか優勝するか分からない展開だったそうですが、見事、後続を振り切っての優勝だったそうです。
〈男子〉
1年1500m 2位 古橋希翁(4分37秒51)
800m 1位 高嶋壮太(2分03秒46)
〈女子〉
1年800m 2位 山本花帆奈(2分31秒70)
800m 8位 土屋美乃(2分26秒41)
2年100m 1位 大城莉夢(13秒00)
2年100m 2位 井上夏綺(13秒22)
200m 7位 伊藤紫花(27秒95)
200m 8位 平賀綾乃(29秒39)
100H 5位 川北莉子(16秒86)
走幅跳 2位 二井彩花(4m92)

すばらしい成績です。もちろん、日頃の練習のたまものだと思いますが、もしかしたら、「リレーの子たちの分まで!」という気持ちもあったかもしれません。ともに汗を流した仲間とともにつかんだ栄光だと思います。
おめでとう、弥富中陸上部!

弥富市青少年健全育成大会(7月1日)


午後、総合社会教育センターで「弥富市青少年健全育成大会」が行われ、PTAの方にも大勢参加いただきました。毎年、青少年の健全育成に関わる様々な団体がその活動を報告・発表する場になっています。今年は、中学2年生が広島へ出かけ平和学習をしている取組について発表する機会をいただきました。市内の3中学校のそれぞれの3年生の代表が昨年度行った事前学習、当日の学習、事後学習や学習を終えて感じたことなどを発表しました。
弥富中の代表は、二日間の広島研修、平和学習を終え、
「朝鮮戦争での核兵器使用に反対したと聞きました。原爆を落としたのも人間、その街を復興させたのも人間、核兵器使用を反対したのも人間。私たちは、核兵器のない平和な世界をつくる人間になりたい」
「原爆が落とされた広島や長崎は、『ヒロシマ』『ナガサキ』というカタカナで書かれ世界に知られています。でも、もうこれ以上カタカナで書く街を増やしたくありません」
という視点で力強く語ってくれました。
子どもたちの心を大きく揺さぶるこのような機会を与えてくださっていることに、深く感謝します。

西尾張陸上大会(7月1日)


弥富のあたりは雨の心配があまりない日でしたが、西尾張陸上大会が行われた一宮陸上競技場は、時折雨が落ちるコンディションでした。西尾張地区各所で行われた支部大会の上位者で行われるこの大会は県大会の予選も兼ねており、子どもたちの目標は当然そこです。
男子1年1500mで2位入賞を果たし、幸先のよいスタートを切りました。続くは、女子4×100mリレーです。短距離に強い選手の多い弥富中としては、十分に期待できる種目です。スタートよし!パトンパスよし!きれいに4人がつながり、2位に大差をつけてトップでゴールしました。ほどなくして、場内アナウンスが流れます。
「先ほど行われました、女子4×100mリレー第1組の結果をお知らせします」
息をのみ、耳をすませます。
「1着、弥富中学校。記録、50秒92。これは本大会新記録です」
場内からどよめきと拍手が起きました。すばらしい記録、すばらしい結果です。まだ2組ありますが、優勝を確信しました。
しかし…。しばらくすると、
「先ほどの女子4×100m1組の結果を訂正します」
のアナウンス。耳に届いた上位校に、「弥富」の名前はありませんでした。失格だそうです。

喜びの絶頂から突き落とされたこの結果に、子どもたちは泣いています。保護者の方も言葉が出ません。こちらもかける言葉も見つかりません。しかし、結果は結果。受け入れなくてはなりません。大会の記録としては、順位もタイムも残りませんが、見事なチームワークで一宮のトラックを駆け抜けた「記憶」は残っています。そんな仲間と出会え、一緒に走ったことを誇りに感じてほしいと思います。

この日は午後から弥富市の行事があったため、午前中で会場を後にしました。その他の結果は後日お知らせします。