海部地区総合体育大会4日目その2(7月16日)

【剣道(男子:団体戦、女子:個人戦)】
女子は残念ながら上位へ進出することはできませんでしたが、男子は団体戦で、予選リーグを1位通過し、決勝トーナメントも順当に勝ち進み、決勝の相手は神守中学校。神守中の剣道はとてもパワフルで勢いを感じました。
ここまで確実に決めてきた先鋒と次鋒が立て続けにとられます。「強い」。きっと子どもたちの頭の中にこれまでとは違った感覚がよぎったと思います。しかし、負けるわけにはいきません。声を出し、自分自身を鼓舞し仲間を奮い立たせます。昨日団体戦を終えた女子も男子の隣に正座して一列に並び祈るように手を合わせます。その思いが通じ、中堅戦で勝利!副将戦は接戦の末に引き分けました。ここまで、勝ち数では1対2、取った本数では1本対3本。大将戦で2本勝ちすれば代表戦に持ち込めるところまできました。しかし、最後は押し切られ、準優勝でした。
【柔道(個人戦)】
階級別に分かれて戦う個人戦は、体格面での差はほとんどありません。したがって、文字通りがちんこ勝負で自分の技をかけ合い、男子は2位が一人、3位が二人。女子は3人が2位を獲得しました。
 
今日の結果はこちらをご覧ください→海部地区大会(7月16日)の結果

海部地区総合体育大会4日目その1(7月16日)

今年の海部地区総合体育大会は天候に恵まれ、すべての日程が予定通り行われ、今日が最終日でした。
 
【バレー男子(準々決勝)】
初戦を完勝したバレー部の今日の相手は大治中です。そこが優勝候補だということは誰もが知っています。しかし、それは言い換えれば、必ず越えなければならない壁ですから、ひるまず立ち向かうしかありません。
試合開始前も試合が始まっても、子どもたちはよく声を出しコートを走り回っていいました。ジャンピングサーブやアタックもしっかり決まり、そのたびにみんなでハイタッチ!ブロックも写真のようにしっかり跳べていました。自分たちが練習してきたことはしっかり出せていたように思います。しかし相手はそれを上回る決定力をもち、じわじわと点差を広げられ、0対2で惜敗しました。
【卓球(個人戦)】
卓球は男子が佐織体育館、女子が八開中学校で個人戦を行いました。昨日はチームとして惜しいところで上位へ進むことができなかったので、今日はその雪辱を果たすべく個人戦に臨みました。体育館にびっしりと設営された卓球台でいくつもの試合が同時に進められるので、顧問の先生が必ずしもつけない場合があります。そういう場合はチームメイトがそばに寄り添い自分がともに戦っているかのように声をかけます。
相手のボールを粘り強く返しながら、相手がミスするのを待つのも戦法、浮いたボールが来た時に力強くスマッシュを決めるのも戦法。自分のプレースタイルをどれだけ貫けるかが鍵のように思います。
女子の試合では、フルセットの場面で優勢に試合を進めていた時に、相手の打ったボールが台の角をわずかに当たって下に落ちる「エッジボール」がありました。相手は喜び、こちらはがっくりします。この一球を境に流れが変わり逆転されてしまいました。これを「運」とあきらめるか、練習や努力で乗り越えるべきものなのか、今後を見守りたいと思います。

海部地区総合体育大会3日目その3(7月15日)

【サッカー】
先週、ふたつ勝ったサッカー部は準決勝で七宝中との対戦です。七宝中は部員数がとても多く、試合前の練習ではとても勢いがありました。侮れない相手です。しかし、こちらもしっかりと練習を積んだ自信があります。特に今のチームは毎週水曜日に学校の外周(約1キロ)を何周も走り基礎体力をつけてきました。互いに負けられない意地と意地のぶつかり合いは0対0で延長戦へ。3分間の休憩を挟むものの体力は限界に近づいています。5分間の前半・後半でも決着はつかず、PK戦へ。センターラインに並び、みんなが手をつないでキッカーを送り出します。弥富中のゴールを守るのはキャプテンの岩瀬くん。一人蹴るたびにゴールキーパーが入れ替わりますが、その時に、ボールを自ら手にし、チームメイトに手渡しをしました。みんなで戦っている、そんな瞬間でした。PK戦を4対3で制した弥富中は決勝へ駒を進めました。
しかし、決勝の相手の佐屋中は、この地区ではひとつ抜き出ていました。パス回しの速さや正確さでゲームを終始コントロールされ、0対3で完敗しました。素晴らしい戦いと同時に、新たな目標が見つかった大会となりました。
【柔道男女(団体戦)】
柔道は今日は男女ともに団体戦が行われました。男女ともに予選リーグを1位で勝ち抜け、決勝トーナメントへ。
決勝トーナメントでも、男子は蟹江中に、女子は甚目寺南中に勝ち決勝へ進みました。残念ながらそこで敗れましたが、明日の個人戦につながる男女アベック準優勝でした!
【剣道男子(個人戦)】
男子は個人戦が行われ、伊東くんが見事準優勝!明日の団体戦につながる活躍でした!
【剣道女子(団体戦)】
女子は団体戦からのスタートです。最小限の部員数で戦わなくてはならないことは覚悟の上です。数では負けても気持ちでは負けない剣道部です。結果は3位。こちらもこの流れを明日の個人戦に生かしたいものです。
 
7月15日の海部地区大会結果←この他の試合はこちらをご覧ください
  
<明日の予定>
バレー準々決勝(対大治中)9:20 甚目寺総合体育館
卓球男子(個人戦)9:30 佐織体育館
卓球女子(個人戦)9:30 八開中
剣道男子(団体戦)9:40 弥富総合社会教育センター
剣道女子(個人戦)9:40 弥富総合社会教育センター
柔道男子(個人戦)9:00 津島市錬成館
柔道女子(個人戦)9:00 津島市錬成館
中総体ではありませんが、
なぎなた部 愛知県なぎなた選手権大会 9:20 愛知県武道館

多くの応援をお願いします。

海部地区総合体育大会3日目その2(7月15日)

【バスケット女子(対立田中)】
準々決勝の相手は立田中で、しかもその立田中が会場でした。完全アウェーの状況で始まった試合は、一進一退。ここで勝てば西尾張大会への出場権が得られますから是が非でも勝ちたい試合です。
第2クォーター途中までリードしていましたが、その後逆転され、2ゴール、1ゴール半をなかなか縮められません。しかし、必死にボールにくらいつき、ボールを奪うと仲間が走ってそのボールをつなぐ弥富中のバスケットできていました。そして4点差のまま第4クォーターへ。予想通りの接戦になりました。追っている時はタイマーのカウントダウンがとても早く感じ、反対に逆転した後はとてもゆっくり感じます。
「ブー!」
試合終了を告げるタイマー音。無情にも勝利の女神はほほえんでくれず、43対44。しかし、全力を出し切った子どもたちのプレーをギャラリーから応援してくださった方々はしっかり見届けました。
【バレー女子(対暁中)】
バレーボールは今日が初戦。互いに1セットずつを取り合ってフルセットにもつれ込みました。男子のような豪快なアタックは数多くはありませんが、その分、拾ってつなぐバレーを展開します。そして何よりも、よく声が出ていました。点を取った時はもちろんですが、ミスをした時にも大きな声で互いに励まし合い、それでうまく気持ちを切り替えられました。
第3セット。先に23点までいったのは弥富中で点差もありました。しかし、相手のエースにサーブが回り、そこで立て続けに決められ同点。流れが完全に暁中に傾いたかと思われました。しかし、ここでも子どもたちのチームワークがそれを上回りました。そして逃げ切り勝利!
2回戦は天王中に惜敗しましたが、十分に存在感を示した大会でした。
【バレー男子(対永和中)】
最初はかたさがみえた子どもたちでしたが、自力を発揮しセットカウント2対0で圧勝し、準々決勝に駒を進めました。詳しくは明日、おつたえします。

海部地区総合体育大会3日目その1(7月15日)

大会3日目は屋外競技は後半戦へ、そして屋内競技が始まり、いよいよ佳境に入ってきました。
9時。日光川ウォーターパークでは野球の準々決勝が、佐織総合運動場ではソフトの決勝戦がプレーボール!
【野球(対蟹江北中】
蟹江北中とは今年に入って3度対戦し、一度も勝てていない相手です。しかし、その内容はいずれも競った試合で、今日もおそらくそうなると、大方の予想でした。
序盤は両チームともかたさがあり、互いのミスで点を取り合う展開に。しかし、2回にランナーを二人置いてライト前ヒット!これで3対1となりました。これで波に乗った子どもたちは、その後、ノーアウト満塁のチャンスをつかみます。絶好のチャンス!しかし外野フライと思った当たりが浅かったりタッチアップできなかったりで点が入らず、そこから流れが相手チームにいってしまい、4対6で惜敗しました。
敗れはしましたが、いつもの練習と同じように常に声を出し続けた野球部の戦いはさわやかなものでした。
【ソフトボール(対蟹江中】
その頃、ソフトボールも決勝戦にふさわしい攻防を繰り広げていました。2回、3回にそれぞれ1点ずつを取り合う、息をのむ展開です。しかし、試合が大きく動いたのは4回でした。打線がつながり、この回一気に7点を奪い、9対2。しかし、相手はソフトボール界の横綱蟹江中。そう簡単には引き下がりません。じわじわと2点、また2点と返されます。しかし、これまで苦しい練習をしてきた子たちはそこで踏ん張る力をもっています。最後まで声を出し続け、9対6で逃げ切りました!
余談ですが、昨年度の弥富中の卒業アルバムに「ソフトボール部」の写真はありません。今の3年生は一つ上の学年がおらず、常に上の学年の子たちの胸を借り、それにはね返されながらここまで来ました。そしてついにつかんだ栄冠です!